各営業所周辺の暮らし情報

路線バス会社に移住転職すると勤務先周辺の暮らしはどうなのかが気になりますよね。沖縄と言っても各地域によってかなり環境が異なりますので、北部・中風・南部のエリアに分けて暮らしのお役に立てる情報をお伝えします。

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沖縄本島北部

手つかずの自然や美しい海が広がる北部地域

北部地域は地図上では最も本州に近い上の方を指し、恩納村、名護市、本部町、今帰仁村、金武町、宜野座村、東村、大宜味村、国頭村からなります。

北部地域は、古くから「山原(やんばる)」と呼ばれ、生活・習慣、文化等に共通性の多い地域です。亜熱帯の気候風土に育まれ、美しい海浜、亜熱帯の森林が広がり、ヤンバルクイナ、ノグチゲラなど世界的にも貴重で、かつ多様な生態系が育まれています。

本島北部西海岸では、1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会を契機に観光地として注目を浴び、西海岸を中心にリゾート施設が立地しています。人気の観光地として、美ら海水族館やフクギ並木、カヌチャリゾートなどがあります。

沖縄本島中部

アメリカ文化とウチナー文化が残る中部地域

中部地域は地図でいうと真ん中。宜野湾市、沖縄市、うるま市、北谷町、嘉手納町、読谷村、中城村、北中城村、西原町からなります。

中部地域は、沖縄県内で最も米軍基地が配備されているということもあって、アメリカの文化と沖縄の文化がミックスされた街並みは日本とは思えない雰囲気です。

適度に都会的な雰囲気がありつつ、多くの自然が残っているのが中部地域の特徴です。買い物や娯楽に不便しない環境と日本では感じられない雰囲気も多いため、移住先としても人気の地域です。

沖縄本島南部

アジアの中心を目指す沖縄と歴史や伝統も感じられる南部地域

南部地域は地図でいうと下の方を指します。那覇市、豊見城市、南風原町、与那原町、八重瀬町南城市、糸満市からなります。

南部地域は政治・経済・文化の中心地でアジアでも注目される那覇市があり都市化が進んでいる地域です。そんな都会的な雰囲気もありながら、最南端の糸満市から東海岸沿いにかけては自然も多く、海もきれいです。

琉球王朝時代に中心だった首里の近隣には歴史的な文化も色濃く残っていてさまざまな文化財も多い地域です。那覇市の隣に位置する豊見城市は都市の成長力ランキングで全国1位、沖縄県内の住みよさランキングでも1位となっており、南部は移住者数がとても多い地域です。

宮古島・伊良部島

「青と緑の宝石箱」と例えられるほど美しい島

宮古島は沖縄本島と八重山諸島の間に位置しており、宮古島市、多良間村からなります。

宮古島は、沖縄本島から飛行機で約50分で行ける南国の島で、美しい海と豊かな自然が広がる場所で、特に海の色が青く、周囲を囲む緑の山々とのコントラストが美しいことから、宝石箱に例えられることがあります。近年は国内外から多数の観光客が訪れ、世界からも注目される観光地となっています。

琉球王国時代に建造された歴史的な文化財が多数存在することも特徴です。代表的なものとしては、宮古島城跡や東南最古の伊良部大橋、平敷屋敷跡などが挙げられ、当時の生活文化を垣間見ることができます。美しい海や白い砂浜、豊かな自然が魅力で、歴史的な建物や文化財も多く、琉球王国時代の文化や伝統を感じられる島が宮古島です。

石垣島

見回せば水平線が広がり、夜には満天の星空を堪能できる憧れの島

石垣市は、石垣島を含む八重山諸島の中心的な市で、石垣島全域が石垣市となっています。

石垣島は、沖縄県に属する島で、美しい海や自然に恵まれ、観光客からも高い人気を誇ります。特に海の透明度は、世界的に有名で、シュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。星空も美しく、星が満天に広がる夜は圧巻です。また、豊かな歴史や文化遺産もあり、石垣島ならではの魅力もあります。

気温や気候は、温暖で年中過ごしやすく、観光シーズンは春から秋にかけてが特に多いです。沖縄本島からのアクセスも良く、飛行機やフェリーで気軽に訪れることができます。石垣島は輝く星空と澄み渡る海、自然が紡ぐ至福の時間がある憧れの島です。

西表島

自然の神秘に酔いしれる世界遺産の島。

西表島は、沖縄県八重山郡竹富町に属しています。

西表島は、豊かな自然と歴史的価値に加え、唯一の熱帯雨林「東洋のアマゾン」としても知られています。そのため、多種多様な動植物が生息し、独自の生態系を形成しています。また、石西礁湖は、海岸線に沿って広がる干潟と珊瑚礁の海が一体となった独特な地形で、世界有数の美しさを誇っています。

さらに、この自然が人々の生活に大きな影響を与えてきた歴史を持っており、琉球王国時代の文化遺産や、世界遺産に登録されたイリオモテヤマネコの生息地など、歴史的にも貴重な資産が残されています。

伊江島

沖縄の隠れた秘境!伝統ある島

伊江島は、沖縄県国頭郡伊江村に属しています。

伊江島は、熱帯雨林に覆われた山々や、美しいサンゴ礁が広がる海、伝統的な集落など、自然や文化に触れることができます。また、沖縄県民なら誰もが知っている島のシンボル「タッチュー」は、島民の象徴であり、島の歴史や文化を伝える貴重な存在です。

さらに、小麦生産に適した土壌と気候をもつ伊江島は、琉球王朝時代から小麦の一大生産地だったと伝えらており、この島でしか手に入らない唯一無二な国産小麦「伊江島小麦」を栽培しています。そして県民が愛するオリオンビールの原料の一つとして「伊江島産大麦」も有名です。